FOB FACTORY (エフオービーファクトリー)から F2450 MOLESKIN HOOD COAT を 新規UP致しました。
このブログの投稿日は3月で、今ヘビーアウターの紹介?と思われる方もいるかもしれませんが、これを推しておきたい理由があります。
それは、こんなに良いジャケットなのに次回の入荷は見込めないんです。
こういった場合、多くは生産上の問題 (大量生産出来ない) とか、ニーズが少ないなど色々ありますが、このジャケットに関しては展示会などでお話を聞く限り、1シーズン限定のみのつもりで作られたようです。
FOB FACTORY がここまでのヘビーアウターを作るのはあまり無いので、気になった方は自分のように即買いをお勧めします。
ディテール
ディテールは表地に肉厚なブランドオリジナルのモールスキンを採用したフードコート。


モールスキンはモグラの肌 (moleskin) のような滑らかで光沢のある生地感が特徴の素材。
FOB FACTORY では限界まで高密度に織り上げ、針で起毛密度を高めた極厚のモールスキンをオリジナルで製作しています。
フレンチワークジャケットとして採用されていただけあり、耐久性にも優れています。




裏地にはベビーアルパカとウール混のボアをフード裏から袖、裾に至る全面へ贅沢にあしらい、高い保温性を実現。


フロントに首からの風を防ぐ事の出来るチンストラップ、フロントの開閉にスナップボタン式の比翼とジップの二重開閉仕様で防風性を高めています。


フロント中央左右にポケットを配置、袋布には温かさを感じられるよう起毛スレキを使用し、ハンドウォーマーとしても機能。
左胸内側にはパッチポケットがあしらわれており、利便性も意識しています。


脇下左右それぞれにベンチレーション (通気穴) が備え付けられ、蒸れない工夫が施されています。
身幅はゆったりさせつつ、袖はラグランスリーブ仕様により肩周りが目立ちにくく、かつ動きやすくするなど機能性も向上。




腰や太もも周りまで包み込むロングコートに仕上げた事で、シンプルながらきれいなシルエットかつ高級感ある一着。
表面のモールスキンはまるでスウェードのような質感で、着込む毎に表情が変わり経年変化していく点も魅力。
因みに FOB FACTORYのモールスキンは当初から製品洗いを行っている為、程良いアタリが見られ、購入当初もこなれた感じを演出します。
※男性モデル 175cm 63kg 着用サイズ: M
※女性モデル 160cm 細身体型 着用サイズ: S
着用した感想
今回ご紹介した F2450 MOLESKIN HOOD COAT は、より簡潔に一言で言うとF2361 MOLESKIN RIDING JKT をロング丈・フードタイプに変え、より真冬に特化したアウターとして具現化したジャケットというイメージです。
【真冬に特化した】というのは当商品の F2450 は裏ボアがある分、保温性は F2361 MOLESKIN RIDING JKT や同素材を採用している F2373 FRENCH MOLESKIN JKT よりも圧倒的に高いという意味です。
東京・神奈川の冬であれば、インナーにシャツだけで充分なくらいです。
そして肝心のサイズ感は、近年のトレンドを多少意識されていて、F2450 は F2361 や F2373 よりゆったりしている印象です。
また、ラグランスリーブになっているので、キレイめに来たい方は通常よりワンサイズ、スウェットやライトジャケットなどの重ね着などを考えている方、ゆったりと着たい方は通常と同サイズで良いと思います。
自分は普段 FOB FACTORYの商品は L ですが、F2450 は M を選びました。
ほぼジャストですが、重ね着はそこまでしないのでワンサイズ落としています。
一つ欠点を上げるとするならば、モールスキンの欠点になってしまいますが、どうしても素材の特性上【重み】がある事。
でも、デザイン、保温性・耐久性を含め、欠点をカバーするくらいハイクオリティ。
まさに一生モノの一着と呼んでいいと思います。
最初にも言いましたが、恐らく今季限りの商品ですので欲しいと思ったら、是非ご検討下さい!!

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